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JOB POSTING REVIEW GUIDELINE

求人審査ガイドライン

モールオーナーが加盟店の求人を承認するときに確認する基準です。求人は法律(労働基準法・最低賃金法・男女雇用機会均等法・労働施策総合推進法・職業安定法など)に関わります。承認の前に、かならず目を通してください。

はじめにお読みください。本ガイドラインは、現行法をふまえた要点のまとめです。すべての個別ケースを網羅するものではありません。判断に迷う求人は、承認せず本部(有限会社 吹田総業)にご相談ください。本ガイドラインは今後、専門家の確認を経て随時更新します。

Minimum Wage

1. 最低賃金を下回っていないか

提示された賃金が、その地域の最低賃金を下回る求人は承認できません。最低賃金は都道府県ごとに毎年改定されます。

1確認すること

  • 時給・日給・月給が、勤務地の都道府県の最低賃金(地域別最低賃金)を上回っているか確認します。
  • 月給制の場合も、時給換算して最低賃金を下回らないか確認します(月給 ÷ 月平均所定労働時間)。
  • 「研修期間中は時給を下げる」とある場合、その研修期間中の時給も最低賃金以上でなければなりません。
  • 業種によっては、より高い特定(産業別)最低賃金が適用される場合があります。
✕ 承認できない例
  • 勤務地の最低賃金が時給1,050円なのに「時給1,000円」と書かれている。
  • 「研修期間2か月は時給900円」など、研修中だけ最低賃金を下回る。

※ 最新の最低賃金額は厚生労働省の公表値で確認します。各都道府県の時給は 厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」 で確認できます。額が不明・改定直後で迷う場合は本部に確認してください。

No Discrimination

2. 性別・その他による差別的な表現がないか

性別を理由とする募集・採用の制限は、原則として禁止されています(男女雇用機会均等法)。性別以外でも、不当な区別をする表現は認められません。

2確認すること

  • 原則として、性別を募集の条件にしないこと。職種名・表現も性別を限定しない言い方にします。
  • 国籍・出身・信条・社会的身分などを理由にした不当な制限をしていないこと。
  • 障がいの有無のみを理由に、合理的な理由なく一律に排除していないこと。
✕ 承認できない表現の例
  • 「男性のみ」「女性歓迎(女性限定)」など、性別で限定する表現。
  • 「ウェイター」「ウェイトレス」「営業マン」など性別を含む職種名(→「ホールスタッフ」「営業職」に)。
  • 「日本人のみ」など国籍で限定する表現。
○ 問題のない言い換えの例
  • 「ホールスタッフ募集」「キッチンスタッフ募集」「販売スタッフ募集」
  • 「未経験歓迎」「主婦(主夫)の方も活躍中」(事実の紹介として/応募を性別で制限しない範囲で)

※ 例外的に性別を条件にできる職種(防犯上の理由など)はごく限られます。詳しくは 厚生労働省「雇用における男女の均等な機会と待遇の確保のために」 をご確認ください。該当しそうな場合は必ず本部に相談してください。

Age Limit

3. 年齢制限をしていないか

募集・採用では、原則として年齢を不問とすることが義務づけられています(労働施策総合推進法)。年齢で区切る募集は、法律で認められた例外に該当する場合だけです。

3確認すること

  • 原則として「年齢不問」で募集します。「○歳以下」「○歳まで」といった上限は原則つけられません。
  • 年齢を条件にできるのは、法律で定められた例外(定年を理由とする期間の定めのない雇用での上限、長期勤続によるキャリア形成のための若年者募集、など)に当てはまる場合だけです。
  • 例外に当てはまる場合でも、その理由を明示する必要があります。
✕ 承認できない例
  • 理由なく「30歳以下」「40歳まで」と上限を設けている。
  • 「若い方歓迎」「シニア不可」など、年齢で実質的に選別する表現。

※ 年齢制限の例外は条件が細かく定められています。詳しくは 厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」 をご確認ください。年齢に触れる求人は、安易に承認せず本部に確認してください。

Required Items

4. 必要な労働条件が書かれているか

求人には、応募者が判断できるよう、労働条件を正しく・分かりやすく示す必要があります(職業安定法の募集情報の的確な表示)。

4記載されているか確認する項目

  • 業務内容(どんな仕事か)
  • 契約期間(期間の定めの有無)
  • 就業場所(勤務地)
  • 就業時間・休憩・休日(シフト制ならその旨)
  • 賃金(金額・支払い方法。固定残業代を含む場合はその内訳)
  • 加入保険(社会保険・雇用保険などの適用)

※ すべてが完全に揃っていなくても、応募者が誤解する・不利益を受けるおそれがある場合は、加盟店に修正を依頼してから承認します。特に賃金・勤務時間・勤務地は省略しないよう促してください。

No False Info

5. 誇大・虚偽の表示がないか

実際の条件と違う、または著しく良く見せる表示は認められません。応募者の誤解を招く求人は承認しないでください。

5確認すること

  • 賃金や待遇を、実際よりよく見せていないか(「高収入確実」「誰でも月○万円」など根拠のない表現)。
  • 「簡単」「楽して稼げる」など、実態と異なる印象を与えていないか。
  • 実在しない好条件をうたっていないか。
✕ 承認できない例
  • 「未経験でも初月から月収50万円保証」など、根拠のない断定。
  • 固定残業代を含む額を、あたかも基本給のように大きく見せる。
Review Checklist

承認まえのチェックリスト

承認ボタンを押す前に、この6点を確認してください。1つでも不安があれば、承認せず本部に相談を。

  • 賃金は、勤務地の最低賃金以上か(研修期間中も含めて)
  • 性別・国籍などで不当に限定していないか
  • 原則年齢不問か(年齢を区切るなら法律上の例外と理由があるか)
  • 業務内容・勤務地・時間・賃金など必要な労働条件が書かれているか
  • 誇大・虚偽の表示がないか
  • 公序良俗に反する・違法な業務ではないか
Need Help

迷ったら、承認せず本部へ。

少しでも「これは大丈夫かな?」と思った求人は、承認しないで本部(有限会社 吹田総業)にご相談ください。判断に迷うところは、本部が一緒に確認します。

なぜ慎重に審査するのか。最低賃金を下回る雇用や、性別・年齢などによる差別的な募集は、最低賃金法・労働基準法・男女雇用機会均等法・労働施策総合推進法などに違反し、求人を出した加盟店(事業者)が、行政指導・是正勧告や罰則の対象となることがあります。不適切な求人をそのまま公開すれば、加盟店だけでなくモール全体の信頼にも関わります。だからこそ、判断に迷ったら承認せず、まず本部に相談する——これを必ず守ってください。

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本ガイドラインは現行法をふまえた要点のまとめであり、すべての個別事例を網羅するものではありません。最終的な法的判断は、専門家(社会保険労務士・弁護士等)の確認を要する場合があります。